SAKURA Tempesta(ロボット製作)
活動概要
SAKURA Tempesta(特定非営利活動法人サクラテンペスタ)とは、FIRST Robotics Competitionという世界35か国9万5千人もの中高校生が参加するロボット競技会に参加する日本チームであり、1機100万、60kgにも及ぶロボットの設計、組み立てだけでなく製作費やチーム運営費などの費用もメンバーである中高生がスポンサー集めやクラウドファンディングなどで自ら行います。
SAKURA Tempesta のチーム理念はすべての人にロボットに触れる機会を与え、ロボットを作る楽しさを知ってもらうことであり、理念達成のためにスポンサー企業などと共に理工チャレンジ(BOSCH)・夏休みモノづくり教室(ミスミ本社)といったイベントの開催も行っています。
SAKURA Tempesta のチーム理念はすべての人にロボットに触れる機会を与え、ロボットを作る楽しさを知ってもらうことであり、理念達成のためにスポンサー企業などと共に理工チャレンジ(BOSCH)・夏休みモノづくり教室(ミスミ本社)といったイベントの開催も行っています。
活動の感想
東北大学工学部 三枝 涼(2020年度卒業生)
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私は、高校2年の6月にチームのスポンサー集めやイベント運営を行う運営としてチームに入りましたが、気づいたらロボットを作っていました。全く無知の状態で入ったため、当初はロボットにかかわる予定はあまりありませんでしたが、別の分野で夢中になっていました。もちろん、勉強することもたくさんありました。しかも国際的な大会なので、すべてのマニュアルは英語、、、それでも、楽しんで勉強していました。この事から、自分がモノ作りを好きであることに気づき、工学部への進学を決めました。特に飛行機が好きだったので東北大の機械知能航空工学科を志望し、受験勉強中もSAKURA Tempestaでのロボット作りを思い出して、大学に行けばもっと面白いものが作れると自分を鼓舞し受験勉強に励んでいました。
私が思う課外活動のメリットは、私がそうであったように自分の「好き」を見つけられる点にあると思います。学校の勉強には限界があります。どれだけ成績が良くてテストでいい点を取っても、モノを作ったことがなければその楽しさを知ることはありません。そして、大学では専門分野にかかわる科目が時間割のほとんどを占めるようになります。好きでもないことを4年間も勉強できるでしょうか、、、、私は無理です。そのため、私は自分の「好き」を見つけるためにも高校生のうちにたくさん課外活動に参加してほしいと思います。