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2024.01.30校長日記

Ichikawa Mini Academic Day(24.01.30)

千葉県内の学校にとって1月は入試シーズンの幕開けです。
13日・14日は今年で4回目を迎えた大学入学共通テストが行われ、本校でも多くの高校3年生や既卒生が試験に挑みました。校内では17日に高校入学試験を実施。続いて20日には幕張メッセ国際展示場をお借りして中学第1回入学試験を行いました。受験生、そして保護者の皆様には緊張する毎日が続いていることと思いますが、これまでの努力が実を結ぶよう願っております。

さて、学校生活の中心は授業である事は言うまでもありませんが、蓄えた知見は事後学習や課外活動、特別活動によって磨かれ成長の糧となっていきます。議論や対話、グループワークを通じた協働活動。学外での研修、体験学習などの機会を通じて志高く、自身の進路を開拓して行けるよう学園はサポートを惜しみません。
また、そうした経験を人に語り、聴く事も重要な学びのひとつです。学園では、そうした語り手をエバンジェリスト(Evangelist/伝道者)と位置づけ、様々な発表の場を用意しています。自分の経験を取りまとまとめ、平易な言葉でしっかり伝える。聞き手は刺激を受け、それに続く行動を起こす。校内にはそうしたスパイラル=自己回転の輪があり、3月にはその集大成として市川アカデミックデイを開催しています。

25日、その前哨戦として中学3年が「Mini Academic Day」を開催しました。
現在、公民の授業で興味関心がある社会問題について調べ、問題点や改善点について考察・提案する論文を執筆しています。今回はそれをもとにポスターを作成しプレゼンしました。
とりあげられた題材は「移民問題」「スマホ」「校則」「レジ袋」「過疎」「ゲーム依存」「メディアバイアス」「安楽死」「貧困」「サッカー」「少子化」「同性愛」「エネルギー問題」「何故 議員は寝ちゃうのか」・・・と、身近なものからグローバルなものまで多種多様。まさしく今年のなずな祭のテーマ“千紅万紫”そのものです。
全教室でランダムに割り振られた発表者が発表・質疑応答を行い、自分の発表が終わると今度は聴講者として参加します。ひとり1人の真摯なプレゼンや質疑で制限時間はアッという間に過ぎていきました。