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2023.02.07校長日記

CPR+AED=BLS(23.02.07)

本校では中1と高1でBLS(Basic Life Support: 一次救命処置)講習を実施しており、本日は高1保健体育の授業に国際武道大学 体育学部 笠原政志教授をお招きし、実技講習会を行いました。

笠原教授には先週のロング・ホームルームでもBLSの基礎知識についての講義をしていただき、いよいよ本日は2クラス毎の実践練習です。
まず最初に国際武道大学の学生の皆さんによる模範演技を見学。それを参考にして生徒3~4名のグループでダミーモデルに対してCPR(Cardio Pulmonay Resuscitation: 心肺蘇生法)を行います。
その場で実行者・現場管理者・AED(Automatated External Defibrillator: 自動体外式除細動器)係などの分担を決め、まずは前回の講義で学んだ胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸(コロナ禍ではない平時を想定)を行い患者の回復を促します。さらにAEDを使用し救急車の到着を待つ、までのルーティーンを繰り返し、全員が各分担を一通り経験します。
あわせて、コロナ禍での救急対応についても言及されるなど密度の濃い講習会となりました。

この講習会は「愛する人たちの命を守る」を合い言葉に、国際武道大学のご協力を得て約10年間続けています。
生徒たちは講習会を通じて、緊急時の対処方法を「知っている」から「できる」に成長していくのです。
備えよ、常に!