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2024.07.23校長日記

 世界に羽ばたけ! 市学生(2024.7.23)

朝比奈秋さんが、芥川賞を受賞されましたね。創部2年目で「小倉百人一首競技かるた 全国高校選手権大会」に出場した本校かるた同好会も、予選を勝ち抜き決勝トーナメントに進出しました(全国ベスト8)

暑い毎日が続いています。学園は20日に終業式を終え、夏期休暇が始まっています。昨日22日から中1富士山夏期学校、他学年では夏期講習が始まり、校内ではクラブ活動、なずな祭準備、自学…と生徒たちは思い思いの活動に取り組んでいます。

終業式では、私から「夏休みは“非認知能力を鍛える他流試合”に取り組む絶好の機会」そして創立者の言葉を引き「善行は快感である」等の話し、そのあと新生徒会長、中学部長、なずな祭実行委員長の話が続きました。中・高別ではありますが、全校生徒が集まり小気味よい時間を共有しました。

さて、期末考査最終日の11日に、本年度の「HKなずな奨学金・前期チャレンジ奨学金」と今期から新設した「同・海外大学進学準備奨学金」の授与式を行いました。
以前にもこのコラムでふれたとおり「HKなずな奨学金」は、永年にわたり海外で活躍されたある卒業生が、後輩たちにも海外大学進学や留学を体験し自分の夢に向かって意欲的にチャレンジして欲しい、という想いをもって設立されました。
今回はこの夏に海外短期留学を行う生徒 12名、9月からアメリカの大学に進学する卒業生 1名に奨学金が支給されました。式の最後に、受賞者を代表して5年の生徒から「この奨学金を有効に活用し、(海外活動で)得た経験を自分の成長の糧にし、社会に貢献できる人間を目指します」との力強い謝辞が読み上げられました。それぞれの活躍を願っています。

先日、今年の夏に国内外で行われる「国際研修」に参加する生徒数を集約したところ310名の申告がありました。内訳は、学園が主催もしくは募集する国内研修(Double Helix、Global Issue探究講座、Global Study Program)に130名、同じく学校主催の海外研修(ケンブリッジ大学研修、ボストン・ダートマスカレッジ研修、シンガポール研修、SSHタイ王国研修)に106名、さらに「トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム」、WSC、各自治体による派遣事業、個人参加での海外研修に74名がチャレンジします。

この夏も「HKなずな奨学金」の寄付者によるメッセージ「小さな努力の継続で世界に羽ばたけ」を、 多くの生徒たちが実践します。