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2024.08.20校長日記

Nothing Beats Experience(2024.8.20)

暑い毎日が続きます。早いもので7月21日から始まった夏休みも終盤となりました。
夏期学校、クラブ活動・大会・合宿、体験学習、海外研修、短期留学など、生徒たちは学外にも活動の場を広げ、長期休暇期間でしか味わえない多様な経験を積んでいます。(クラブ活動等の結果は、本HPのTOPICSに随時更新していまので、是非ご確認下さい)
本校が主催する海外研修は5日に4・5年生のボストン・ダートマスカレッジ研修が帰国し、現在は3・4年生のケンブリッジ大学研修を実施中(27日帰国)。23日からは3年生のシンガポール研修が始まります(29日帰国)

さて、本校では自分の将来を見据えた様々な“他流試合”を奨励しています。先日は、高校生10名が認定NPO法人フローレンスでのインターンシップに参加しました。
フローレンスは本校卒業生 駒崎弘樹さんが会長を務め、「こどもたちのために、日本を変える」を目ざし様々な活動に取り組んでいます。子どもの虐待、貧困、障害児家庭支援、親子の孤立などの課題解決に向けた福祉事業、支援活動、政策提言を行う国内最大規模の認定NPO法人です。

@Florence Internship

2日間にわたる今回のインターンシップは「こども誰でも通園制度」をテーマに据え、その概要や意義、さらに制度設計とその実現に向けた政策提言のあり方について学び、実際に現場(保育園)で保育実習を行い、自分なりの政策提言を策定します。
初日は、フローレンスのオフィスでスタッフから「こども誰でも通園制度」について学び、利用者の声からニーズを想像したり、保育園長先生にインタビューを行ったりしました。こうした取り組みが、生徒に問題意識を喚起します。
2日目は、午前中それぞれ別々の保育園で保育実習(保育補助)に取り組みました。午後は、そうした体験を踏まえ自分なりの政策提言を策定し発表します。さらにそれを元にスタッフ・生徒・引率教員がディスカッションを行います。
それぞれが自分の考えをぶつけあう深い議論となり、生徒は高校生の自分でも社会を変えることはできるとの自信と多くの気づきを得たようです。

最後にHPで紹介されている、フローレンスのCultureをご紹介します。

私も心に留めています。