NEWS新着情報

2024.10.08校長日記

Alumni ~公認会計士セミナー(24.10.8)

季節がかわり、すごしやすい毎日が続いています。
学園は先週2日(水)・3日(木)の2日間にわたり高校球技大会を実施。バスケットボール・バレーボール・卓球・ドッジボール・サッカー・ハンドボールの6競技10種目で、学年リーグ~全校リーグでの熱戦がくり広げられました。各競技の全校優勝は4年生・2チーム、5年生・5チーム、6年生・3チーム。今年は女子卓球・男子ドッジボールで初参加の4年生が活躍しました。

翌4日(金)、本校 姉妹校の ニュージーランド・ジョン・マクグラッシャン・カレッジ (John McGlashan Collage) の国際教育担当 Kirstyn Sandall先生がご来校。今後の学校交流について意見を交わしました。また、今年3月に行ったNZ研修参加生徒と再会し、和やかな一時をすごしていただきました。

さて、学園では生徒の探究活動を支援する「教育研究部」を設け、学内・学外に働きかけた様々なカタチの学びの場をつくりあげています。
昨日7日(月)は jicpa 日本公認会計士協会・千葉会様とのコラボレーション企画「公認会計士セミナー」を実施し、8名の現役会計士の皆様に4・5年生 31名がご指導いただきました。今回 参加いただいた講師のうち5名が学園卒業生で、生徒にとって親しみ易い雰囲気の会となりました(さらに2名が、在学中 私が担任を受け持ったOBで2度ビックリ)

今回のセミナーは3部構成で、まずは会計士の仕事の紹介を交えた講師の自己紹介からスタート。
続いて、一般公開されている千葉県内 上場企業の財務諸表を題材にグループワークを実施。表の構成や読み取りについて説明を受けた後、グループごとに財務動向を分析し、それぞれの観点を発表。私から見ても、高校生らしい新鮮な意見が多く出されていました。
最後は、卒業生5名による質疑応答形式のパネル・ディスカッション。会計士の仕事、資格試験の勉強法、キャリアアップ、さらに高校時代の想い出や進路選択まで、予定時刻をオーバーする“アツい”質疑が交わされました。

中でも「AI時代、会計士の仕事はなくなってしまうのでは?」との質問に対し、「会計士の仕事は人間同士の関わりがメイン。進化するAIに作業を任せられる分、クライアントとの関係が深まり、この仕事の可能性は広がっていく」との回答に一同納得。
最後に「今に至るまで、皆それぞれ違った道を歩んできた。これからもそうなる。人生の寄り道を楽しむ余裕を持って欲しい」と力強いメッセージをいただきセミナーは終了しました。