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2023.11.29校長日記

Welcome to Ichikawa(23.11.29)

前回 このコラムで記したように15日(水)から19日(日)の5日間、SSH連携校のタイ王国・プリンセスチュラボン・サイエンスハイスクール・チョンブリ校(PCSHC)の皆さんをお迎えしました。

2014年から始まった同校との交流は、年に1度 互いの学校を往き来し共同研修・発表会等を行い生徒の意識を高めあっています。途中、コロナ禍で渡航ができない時期もありましたが、その間もネットを介して交流は続いていました。
今年は7月24日から28日に本校生徒10名、教師2名が同校を訪問。そして、このたびPCSHCの先生方4名、生徒8名が来日しました。

滞在中、PCSHC生徒の皆さんは本校のホストファミリー・ネットワーク(HFN)の各家庭にホームステイをしていただきました。ちなみに、HFNとは海外からの訪問者に備え、ホームステイの受入ができるご家庭にあらかじめご登録いただくシステムです。以前は1年から6年まで約100家庭の登録がありましたが、コロナ禍で国際交流が途絶えHFNも立ち消えていました。今回の訪問を機に再募集し、PCSHCの皆さんに日本の生活を経験していただきました。

5日間のスケジュールは以下の通りです。
15日(水)に来日。京成八幡駅でホストファミリー(HF)と合流。
16日(木)は市川学園訪問。朝の職員朝礼に参加後、校内見学。その後、午前中は本校の授業参加やタイの先生方による授業を実施。昼食(生徒はHFのお弁当を持参)をはさみ、午後はポスターセッション。さらに生徒による研究発表会と盛りだくさんの日程です。放課後はクラブ活動体験で、茶道部のお手前(前座として本校英語科の教師による英語落語を披露!)、書道部のパフォーマンス見学と書道体験(皆さん、自分の名前の漢字表記に興味津々の様子)、最後にブラスバンド部の歓迎演奏会と盛りだくさんの1日でした。
17日(金)の午前中は京成電車で金町の東京理科大を視察。午後はお台場科学未来館での研修を実施。
18日(土)は午前中に上野・国立科学博物館で研修。午後は市川に戻り、HFと過ごしました。
最終日の19日(日)は、HFと過ごし夕方 本八幡駅に集合。ここでHFとはお別れです。

学園・PCSHCの関係者一同、非常に密度の濃い5日間を過しました。そして、校内には海外交流の気運が高まっています。