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2023.07.27校長日記

Teaching Is Learning(23.07.27)

7/14 校舎校庭委員が、近隣の方々と学校周辺クリーン活動を行いました

先週22日(土)に第1学期終業式を行い、私から「この夏はスマホから顔を上げ、もっとリアルに人とかかわろう。世界は広いぞ」と話しました。コロナの5類感染症への移行やそれに伴う行事の再開など、慌ただしい4ヶ月でした。
そして40日間の夏期休暇が始まり、多くの生徒たちが思い思いの“他流試合”へと乗り出しています。

早速、24日から10名の5年生がタイ王国の提携校 プリンセス・チュラボン高校でのSSH研修に出発。現在(27日)も共同研究、発表会を行っています。
25日からは、ボストン・ダートマスカレッジ研修が始まり、29名の4・5年生が参加。今日はハーバード大学でセッションを行っているはずです。
「トビタテ!留学JAPAN」代表メンバーも、欧米やアフリカ、アジア、南米など世界各地で活動を開始しています。
中には、6月中からの海外研修を終えて、私のところへ帰国報告に来る生徒もいます。
また、夏期講習、1年富士山夏期学校などの学校行事やクラブ活動、なずな祭展示準備なども行われており、休暇期間といえども学園はいつも通り賑やかです。

そんな中、コロナ禍で実施を見送っていた取り組みを再開しました。
18日に福祉委員会・オーケストラ部の中・高生40名が近隣の保育園を訪問。器楽演奏を披露した後、年少・年中・年長組に分かれ、自分たちで考えたゲームなどを行いました。いつもながら子供たちの笑顔が印象に残ります。
22日は「高校生が教える小学生体験講座」を実施。日頃 SSHで課題研究に取り組んでいる5年生が、物理・化学・生物・数学の分野に分かれて、小学生や保護者の皆さんに実験や観察をファシリテートします。高校生たちも本気で楽しんでいました。
さらに、24日からはお隣の北方小学校で、小学校の先生方のアシスタントとして5・6年生の皆さんの学習をサポートしています。5日間にわたるこの企画に29名の生徒が参加、中には北方小の卒業生もおります。

「教うるは学ぶの半ば」の言葉にあるように、実は教えを受けているのは生徒たち自身です。教え、伝えるための学び直しやかみ砕いた表現の工夫。彼らはこうした取り組みを通じて、新たな発見や学びを実感しています。