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2022.12.22校長日記

第三教育センターとの遭遇(その2)(22.12.22)

Merry Christmas & A Happy New Year!

いよいよ今年も残りわずかとなってきました。学園はすでに終業式を終えて冬休みに入っています。冬期講習、クラブ活動、研究活動など生徒たちは思い思いの年末を過ごしています。

今回は第三教育センターの話を。
4月16日のこのコラムでも紹介したように、創立来 本校は図書館を大切にしており、教育方針「第三教育」を育む道場として「第三教育センター」と呼んでいます。場所もエントランス脇の“一等地”にあり、読書・自習などで毎日多くの生徒が利用しています。

センターの運営は4名の司書とともに各クラスから選出された図書委員があたっています。彼ら・彼女らが組織する図書委員会は貸出業務だけでなく、課題図書について語り合う読書会(一番最近はレイチェル・カーソン『センスオブ・ワンダー』を取り上げました)、毎日一冊の本を紹介する「読んでみた」コーナー、シーズンごとのブック・フェア、さらに特別企画展の運営などの様々な活動を続けています。現在は「大正・昭和 戦前・戦中を舞台にした小説特集」「科学道100冊特集」さらに中学1年の校外学習とタイアップした「行ってみよう博物館・美術館特集」などのフェアが開催中です。

さらに、初の特別企画として「クリスマス貸出フェア」を開催しています。これは関係者が選んだ「この時期に読みたい・読んでほしい本」を、中身が見えないプレゼント・ボックスに入れて貸し出すといった企画です。
生徒は箱の表面に貼られている簡単な内容紹介だけが書かれたポップを頼りに、題名は知らされずに“イチか、バチか”選んだ箱を借り受けます。中身が分かるのは貸出後。クリスマスまでの短期間の企画ですが、なかなか好評で予想を上回る多くの生徒がチャレンジしています。
生徒も、教師も第三教育センターを楽しんでいます。

最後に。今年も炬燵を出しました!